ホームページの見た目の美しさは重要か

ホームページを作る際に気をつけなければならないことはたくさんありますが、今回は「見た目の美しさ」について考えてみます。

企業のホームページを作成する際に、見た目を気にするお客様はもちろん多いです。
会社の印象になるのでこだわって当然です。しかし、極端にこだわり過ぎるのは問題です。

発注者からみた美しさ

「位置の微調整」「色の微調整」などは、ユーザーの見る環境、つまり、パソコンなのかスマホなのか、パソコン・スマホの種類、モニターの種類・設定、部屋の明るさ、照明の色など様々な要因で、すべてのお客様が全く同じで状態で見ることは不可能です。印刷物とは違います。

また、「美しさ」の定義もその人によって違います。ここでは「美しい」と表現していますが、「かっこいい」「きれい」「すごい」なども同様の意味です。
お客様の求める「美しい」も様々で、アートのような美しさを求める方、数学のような計算されて整った美しさを求める方、画面がわちゃわちゃ動いていることを美しいと思う方、写真が綺麗なら美しいと思う方など、お話を最初に聞かないとお互いのイメージがずれて完成までは遠くなります。

制作者からみた美しさ

さて、制作者側からみた「美しさ」ですが、「何が得意な制作者なのか」で変わってきます。デザインが得意な制作者なら、見た目の美しさをアピールしてくると思います。
私は、SEOが得意なので見た目の美しさはあまり重視していません。第一印象で「あれ?なんか変だな?」と思わなければいいと思っています。企業サイトは、中身のコンテンツで勝負するべきだと思っています。特に、ホームページから仕事を取りたいと思っているなら、見た目よりも「自分の会社の強み」を表現すべきです。

美しさよりも大切なこと

コンテンツを充実させて、戦略的にSEOを実施することで会社の利益につながると思っています。

サイトの訪問者は、ホームページの美しさで仕事を発注するとは思えません。自分が求めている商品やサービスがその会社にあるのかを見に来ているはずです。そのためには、「私たちは○○ができます」とわかりやすく表現したホームページを作るべきです。