ランディングページは効果あるのか?

ランディングページ(LP)という手法を知っていますか?

一つの商品をアピールするために、1ページにすべての情報を詰め込み縦に長いページを作成します。
上から読んでいくと下記のような流れになっているのが一般的です。

  1. 悩みの共感
  2. 商品の紹介
  3. ベネフィット(商品で得られる良い効果)
  4. お客様の声
  5. 同様の商品と比較
  6. 購入ボタン
  7. 今回だけの特典
  8. 購入ボタン

本当にLP効果あるのか?

ランディングページは、良いことばかりが書いてあり、ちょっと胡散臭いイメージもあると思います。
実際に制作しようと思ってあちこち見て回ると、似たような構成ばかりで怪しく見えてきませんか?

でも、きちんと制作して、ターゲットを誘導すれば一定の効果はあります。

仮に効果がないなら世の中にこんなにもランディングページは存在しません。
制作会社は効果の出るランディングページを作成することで、クライントから再度発注され、クライントは制作されたランディングページから売上が発生するという、良い循環ができています。

効果のあるLPを制作するために

ランディングページから売上をあげるためにはいくつかの条件が必須です。

まずは、高品質なランディングページです。
読んだら引き込まれて説得されてつい買ってしまうようなLPが必須です。

もう一つ必要なことが、その商品を欲しがっているお客様です。
ターゲットになっているお客様が見てくれないことには始まりません。
では、どうやって集客するかといえば、一般的にはリスティング広告です。
検索ワードと連動して表示させる広告から集客します。

費用対効果を計算する

ここまでの話でわかる通り、ランディングページを活用するためにはページ制作費と広告費をかけても利益が出る商品にしなければなりません。

一般的な例はこんな感じです。

LP制作費:20万円
広告単価:1クリック100円
コンバージョン率:3%
商品価格:10,000円

1万円の商品が一つ売れるために3300円必要だとするとこんなグラフになります。

31個目で売上が制作費を上回ります。利益率が50%だとすると62個目でやっと黒字です。
通販なら、ここに人件費や梱包資材などの経費がかかります。

商品価格が高くなればLPの制作費も広告費も高くなります。

経験が必要

多くの場合、最初からうまくいきません。
現在うまくいっている会社は、多くの失敗をしてきています。
うまくいった時の利益が莫大になる可能性がある反面、
ある程度、潤沢な予算がないとランディングページはうまくいかないのです。

知られていないデメリット

制作会社も広告代理店もメリットばかりに注目してデメリットは言いません。
予算が必要なことや失敗のリスクがそこそこ高いのはもちろん、
会社のファンにはなりにくいというデメリットがあります。

商品を探して、偶然出会った商品を買っておしまいという関係になりがちです。

WEBサイトを訪れて、会社を信用して、おすすめの商品を買うという流れの場合は会社を信用して買っていれる場合が多くなります。そのため、リピートしやすいです。

商品の性質によってはリピートを期待しない場合もあるので、どちらがいいというのは一概にいえませんが「流行っているからLPを作ろう」という安易な考えはやめたほうが賢明です。